FXのレバレッジ
・一般的にレバレッジといえば株式の信用取引が知られており、それは3倍です。 レバレッジを効かせる取引はおおよそ保証金を預かってその保証金を担保にして、 保証金の2倍、3倍のお金を貸し出してそのお金で投資対象を買い付けます。 いわゆる持っている資金の数倍の取引をさせるものです。本来は必ず勝てると確信できる場面で もっと資金があれば膨大な利益が上がるのに!といった希望を叶えるものですが、 逆に言えば非常に危険な取引だと言われます。やはり持っている現金に対して、 3倍の取引をするものですから実際に大きな損害を被った人も多く居ます。 但し、株式の場合もFXの場合も強制ロスカットによって一定の損害が出て 保証金の維持が一定以下になると、持っている証券やポジションを清算するシステムが確立されており、 否応無く強制的にポジションは解消されます。よって、マイナスを被って膨大な借金を・・・・・ といった事は現在はほとんどなくなり(稀に相場の強烈な暴落で強制ロスカットが間に合わない事も) 基本的に保証金が無くなるかどうかというのが最高のマイナスという形です。 ・さらにここ最近はネット証券がメインなので多くのツールが提供され、 自分が望む位置での自動ロスカット(一定の損害が出たら清算して被害をその時点に留める) がありますので昔ほどの恐怖心を持って臨む必要は無くなりました。 (もちろん緊張感は必要で大事ですので無くしてはいけませんが) FXの場合はこの株式の3倍といった数値ではなくレバレッジ1倍〜400倍というのが 業者での当たり前になりました。400倍、300倍、200倍というのは一見想像の出来ない数字ですが 実際問題、相当な倍率です。100万円の現金を保証金として入金した場合、 100万円の400倍といえば?4億円です。100万円で4億円を動かすわけですから、 相応の心がけをしないと一瞬で保証金維持率を割り込んで強制的に清算されてしまいます。 相場は常に変動しますから逆に動いたらどうなるのか。を意識しながらこのレバレッジと 保証金の維持率などを考えてポジションを持つことが重要です。 何より重要なのはこのレバレッジの大きさと保有するポジションの大きさに加えて 早めのロスカットです。株の信用取引やFXでのハイレバレッジで勝っているユーザーは、 例外なくロスカットが上手く、取れないと思ったときはすぐに逃げており 取れると思った時には徹底的に取っています。 このレバレッジは多くのポジションを持てるため 利益を上げる為に有効利用し、逆に利益をより多くしないように利用しましょう。 |
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