FXの注意点
■資金を出来るだけ預けて倍率を下げる
・一見高額な資金を入れるのは危ないと感じるかもしれませんが
構造を知れば、少ない保証金で高いレバレッジを掛けたり大きなLOTを持つなど
明らかに無謀な取引をする方が遥かに危険です。
・FXの基本は低レバレッジ+低LOT+大資金です。
余裕ある資金量で持つポジションを最大に軽くして長期保有でも十分耐えられるよう。
ポジションを持つ時はこのようにしますがポジションを閉じるときは
躊躇なく行います。意に反する方向に進んだ場合などには決断します。
不慣れなうちは自動ロスカットを発注と同時に出しておきます。
■レバレッジを低く
・レバレッジは特に注意する必要があり、ここの所300倍400倍の業者も多く
つい高いレバレッジをかけるユーザーもいるようですが結果はあまり芳しくありません。
要するに逆行してしまった場合に早い段階で限界が訪れるからで、
レバレッジが高いときは少なくとも超短期であるか、ポジションがプラスになっている
場合に限ります。余裕が無い場合はリアルタイムに監視する必要もあります。
元来、為替への投資はそういった神経質な方法は不向きですから
出来る限りそういったハイレバレッジは控えるほうが無難かと思います。
■ロスカット(損拡大を防ぐ為に清算する)徹底
・ロスカットが出来ない場合はFXをする資格がありません。
一方向に向かえば株より瞬発力があります。株の様に高騰、暴落を止めるストッパーがないため、
急激な相場の変化が時折起こります。数銭動いたら数万、数十万の利益が乗ったり
出て行く状態で1円2円3円動くとどうでしょうか?危険極まりないです。
逆に、自分のポジションにプラスにそれだけ付けば良いので、逆行しだしたら
資産が溶ける前に一定でロスカットする必要がありますし、絶対必要です。
100円で買ったが即座に99.50になったら逃げるように設定してから眠る。監視する。
そうすれば自分のなかで区切り、癖が付きます。
不慣れでロスカットが出来ない方は注文した後ですぐに清算予約までしておくことです。
■完全スワップ目的を除きポジションを保つにあたってスワップにとらわれない
あくまでスワップ目的で取引をする場合はレバレッジを低くする、資金を大量に用意するなど
特別な処置をしてからスワップ専門として入りますがここでは一般的な差益を取る場合についてです
(スワップページ参照)(レバレッジページ参照)
FXの場合、スワップ目的でなくとも金利差によってスワップ(金利差益、差損)が発生します。
現在の業者はシステム上に見える位置に現在のスワップ状況を表示する場合が多いので
現在自分のポジションに対してマイナススワップなのかプラススワップなのか
同時にどれくらいのプラススワップがあるのがどれだけの累積があってプラスかマイナスか、
常にモニター出来るようになりました。
問題はこのスワップにとらわれる事で、スワップがマイナスの場合(例えば現在であればドル円をS/ショートした場合など)
毎日毎日一定の時間に決まったスワップのマイナスが累積されていきます。
スワップがマイナスの場合は心理的に出来れば早めにポジションを清算したいというものが働きます。
毎日無駄にポジションを持てば持つだけでマイナススワップが積まれます。
しかしながらドル円が下がり続け差益が大きなプラスの場合は短期〜中期(ここでの中期とは数週間)
ポジションを維持しても構わないでしょう、しかし相場が上下している場合や
反発しそうな局面ではマイナススワップを抱えたままで長い間ポジションを持つ事はリスクです。
比較的マイナススワップのポジションは清算に向かわせやすいものがあります。
問題は逆の場合で、レバレッジがさほど低くなく資金面でもスワップ専門のような余裕もない状態で
プラススワップを多くポジション持ちしている場合。
割と素直にポジション通りの推移をしており差益もプラス、スワップもプラスで蓄積されている状態。
こうなると一部のユーザーは清算をしながらポジションを持ち直すのですが多くが
プラススワップ+差益のプラスで継続してポジションを持ち続けたい心理が働きます。
その中で急激な相場推移や、ジリ下げなどでやがて差益がマイナスに転じます、転じますがスワップはプラスです。
差益でマイナスになっていても、スワップ数値を見るとまだトータルでプラスです。
この時点でハイレバ+小資金のポジションは清算して次回のチャンスを待つべきなのですが・・・・・・。
実際の所、心理として目の前にプラスからマイナスに推移した時にスワップが大きめのプラスの場合
トータルで考えがちなのです。しかしながら多くの場合方向が決まった時の相場は一定方向に進みます。
日足で見ていると良く分かるのですが流れは流れとしてしっかりしたものです。
スワップ目的でしっかりしたスワップとしての対策をしたポジションで無い場合は
差益がマイナス転落し、自己資金に対してあらかじめ決めた位置まで来たらすぐにロスカットします。
もし過去にこの記載のように何かに囚われてしまって無理なポジションを継続して持ってしまった方は
素直に機械的な自動売買で取引を行ったほうが勝率が上がるかもしれません。
実際、差益+スワップ目的で基本的に対円をL(買い)ポジションで完全自動売買
(買い入れる時点でロスカット、リミットの場所を計算してその通り注文する)
だけで取引をする事で、過去に勝率が低かったものを大幅に改善した投資家もいます。
■業者信用リスクも重視する(信託管理/破綻リスク)
以前はFXは認知度が低く、主に投資と言えば株という感じでした。
FXは良くも悪くもここ数年のパソコンの普及とネットワーク回線の整備にのっかってきたものです。
今では地方の末端であってもADSLが使えたりして、何処に居ても取引が出来るなどしますし
FXといえども10代〜60代以上まで多様なユーザーが参加しています。
ここ数年は業者はネット環境を使うことを前提にしており、今後もネットを使ったものが当然で
パソコンにインストールしたアプリケーションやブラウザを使ってチャートなどを表示しますし
取引も同様です。これはここ数年の事で以前は昔の株のようなもので怪しい業者が非常に多かったのです。
今でも時折聞きますが、顧客に悪質な対応をして無理やり投資させていたとか
経営破たんしてユーザー資金を返金しないとか、中には何も知らない人に良い投資話があるからと
騙して大損害を招いた業者も。
現在多くのネットなどで知られている大手のFX業者は、法令の改正もあって
ほとんどが安全で良質なものです。株式業者がFXを提供するようにもなっていますし
銀行までもがどんどんFXに参入しています。
これは競争によって業者の質が上がるという面で歓迎するべき事ですが以前のように悪質な業者は
かなり減っていますが、現在でも全く無くなったわけではありません。
当サイトでは業者を紹介する場合は業者を調べて一定のレベルにあるのか
ユーザー評価は高いのか低いのかをまず見てから掲載しています。
私たちは業者を比べ慣れているのでおおよその検証方法がありますが一般の方は
だいたいイメージや、HPを見て、中には知り合いの営業のコメントで決めたりしていないでしょうか?
2005年/7月に金融先物取引法が改正されました。
多くの改正がされて結果的にユーザー保護が主なわけですが、FX業者に対しての義務なども
多く盛り込まれました。抜粋すると
・手数料や業務内容などをきちんと明記すること
・リスクをきちんと知らせること
・書面で交付が義務となったこと
これらが大きい事かと思います。要するにネット証券などの場合はサイトの中で
手数料などをきちんとユーザーに前もって知らせなさいという事です。
サイトで手数料やレバレッジ、スプレッドなどが表記されているか、
投資リスクに関する説明が十分されているかに加えて
・信託分別管理しているか
・倒産リスクは少ないか
上記のような業者信用リスクも一応考える。現時点でここが危ないと言われる業者は聞きませんが
過去には実際に倒産した業者はありますし、親会社があって親会社の経営状態が悪いとか
他に主力となる業務があってFXを全体の中の一部の部門として運営している業者など
本体部分の業績が怪しい場合など前もって警戒しておいても良いかもしれません。
又サイトなどには表記されているものですが信託があるかもポイント。
自社で何かあった場合にユーザーの資金を補償出来るように資産管理を自社と分離しているもので
ユーザーとしては一定の安心感があります。
■保証金は指定最低値より余裕を十分持つ/保証金に対するポジションに余裕を持つ
現在の業者の多くは低資金でFXが出来る事を売りにしており
同時に低資金で通貨ポジションを持つにはレバレッジが大きくなります。
結果的に耐えられるレート変動幅が少なくなります。
耐えられる変動幅が少ないという事は頻繁にロスカットを繰り返す事になるので
資金が予想より早いうちに減るので十分な余裕ある取引が重要です。
■通信リスクを常に念頭に置いておく(ネット環境、モバイル環境、電話/FAX全て)
多くの取引は現在パソコンであると思います。パソコンの他には携帯などのモバイル。
電話、FAXもありますが現代の基本的ツールはパソコンと携帯かと思います。
パソコンの場合は光、ADSL、ISDNなどのネット業者の回線で繋がっており
これらの回線が切断される事態もありえます、そのために常に携帯電話に
業者のモバイル専用アドレスを登録する、モバイル画面にも慣れておく
万が一パソコン、携帯共に使用できない時に電話問合せ先なども登録しておく。
■全ての記録を残す(出来ればキャプチャー画像としての記録もあれば尚良)
これはパソコンで取引をする人の強みでもありますが、いつでもアプリケーションを使えば
パソコン画面上の動画、画像は記録する事が出来ます。
取引履歴や月間収支、週間収支などを紙などの媒体やHDなどに保管する方は多いですが
取引画面をキャプチャーなどで保管する方は少ないようです。
以前いわゆるサブプライムローン問題とマスコミなどで言われる状況があり
市場が大暴落した時期がありました。その際多くの業者のシステムが負荷で動かなくなり、
多くの人のロスカット注文が無視されたりロスカット注文を出していなかった人が
慌てて注文を出そうとするもシステム停止でパソコン画面上で固まる状況が数時間続いたのです。
とあるユーザーは、このとき自分が行った行動を全て記録しました。
パソコン上の自分の動きをAVアウトから動画として出していた為、そのまま外部の
HDレコーダーに録画され、さらにPC上にあるキャプチャーアプリで自分の現時点のポジションから
注文しようとしている様子まで多くのキャプチャーを残しました。
さらに自分が業者に電話連絡をしている様子まで残していました。
多くのユーザーが目の前で自分の資産がどうなるのかと大慌てでパニックになっていた時、
このユーザーは現状を記録する事に最大の努力をしていたのです。
しかも前もってこれだけの記録が出来るようにスタンバイしていたということですね。
結果、システムが停止したままで注文は無視されシステム復旧した時には
全ての注文がロスカットされ、さらに大きなマイナスを表示したのですが
彼はこの証拠によって業者を話し合い、補償されたということです。
通常、FXは補償などは一切ありません。自己責任です。
しかしながら本当に業者の不備で業者に明らかにミスがあった場合、ユーザーが回避に
全力をあげていた場合、ユーザーに確実に悪意が無い場合、ユーザーが本当にロスカットする意思があった場合。
業者はユーザーとの「話し合い」に多くが応じてくれます。
ただ、何の証拠もないユーザー相手に補償するとなると自己責任の意味は無いですし、
業者の存続も危うくなります。ですので万が一の場合に業者と話し合う為の証拠は残しましょうという事です。
またここ最近はこういった補償問題も含めてサブプライムによって重要として
どこの業者も(金融法の提示義務もありますが)INDEXページに大きくリスクについての記載が増えました。
全てのリスクはユーザーが負いますよと書いてあります。
書いてありますが、最悪の場合話し合いが出来るか出来ないかはユーザー次第です。
証拠がなければ話し合いもできません。
■余裕資金で行うのが鉄則、生活で必要なお金を決して投資に回さない
・運用は必ず余裕資金で行います、無くしても生活に影響の出ないお金です。
投資といっても株やFXの場合はリスクが常にある為、いつ資金を無くすか分かりません。
資金を無くしても自己責任ですし、無くして生活に問題が出る場合は投資資金には向きません。
・現実問題としてFX資金の為に資金を借り入れるケースや重要な資金をFXに入れてしまい
後になって後悔する事例が多く起こっています。
サブプライム問題の時の暴落時には非常に多くの主婦やビギナーが家庭の大事な貯蓄を
FXに投じていたものの暴落で強制ロスカットに合った為資金を無くしたとか、
生活費をつぎ込んでいた為に全てを無くした例など、過去には余り聞かなかった事例が頻繁に聞かれます。
FXの場合は参加が安易で掛け率が大きい為、又同時に申し込みから取引開始までが非常に簡素で短い故に
10代から安易に参加でき、主婦層などにも人気が高いのです。
某メディアではとある主婦のコメントが紹介されましたが、驚いたのはその投資額です。
一見普通の若い女性が淡々と答えるコメントの中の金額の単位。
その一方で脱税していたある女性は億の単位での利益があったそうです。
家庭内の大事な貯蓄をFXに回す主婦、億の利益を出す主婦。
FXは掛け率が高い為、相場が思惑通りに一方向に動いている間にハイレバで長期間入ると
膨大な利益にもありますし、また大量の資金を投入していてもレバレッジが高くストップ注文が無かったりすると
一夜にして強制ロスカットも起こるものですので、まずは「無くしても良いお金」から始め、
利益が出てきたら元本を出金し、さらに利益が出たら余分資金は出金し・・・
常に慎重さと「利益を確定していく」行為を忘れてはいけないと思います。
■資金を出来るだけ預けて倍率を下げる
・一見高額な資金を入れるのは危ないと感じるかもしれませんが
構造を知れば、少ない保証金で高いレバレッジを掛けたり大きなLOTを持つなど
明らかに無謀な取引をする方が遥かに危険です。
・FXの基本は低レバレッジ+低LOT+大資金です。
余裕ある資金量で持つポジションを最大に軽くして長期保有でも十分耐えられるよう。
ポジションを持つ時はこのようにしますがポジションを閉じるときは
躊躇なく行います。意に反する方向に進んだ場合などには決断します。
不慣れなうちは自動ロスカットを発注と同時に出しておきます。
■レバレッジを低く
・レバレッジは特に注意する必要があり、ここの所300倍400倍の業者も多く
つい高いレバレッジをかけるユーザーもいるようですが結果はあまり芳しくありません。
要するに逆行してしまった場合に早い段階で限界が訪れるからで、
レバレッジが高いときは少なくとも超短期であるか、ポジションがプラスになっている
場合に限ります。余裕が無い場合はリアルタイムに監視する必要もあります。
元来、為替への投資はそういった神経質な方法は不向きですから
出来る限りそういったハイレバレッジは控えるほうが無難かと思います。
■ロスカット(損拡大を防ぐ為に清算する)徹底
・ロスカットが出来ない場合はFXをする資格がありません。
一方向に向かえば株より瞬発力があります。株の様に高騰、暴落を止めるストッパーがないため、
急激な相場の変化が時折起こります。数銭動いたら数万、数十万の利益が乗ったり
出て行く状態で1円2円3円動くとどうでしょうか?危険極まりないです。
逆に、自分のポジションにプラスにそれだけ付けば良いので、逆行しだしたら
資産が溶ける前に一定でロスカットする必要がありますし、絶対必要です。
100円で買ったが即座に99.50になったら逃げるように設定してから眠る。監視する。
そうすれば自分のなかで区切り、癖が付きます。
不慣れでロスカットが出来ない方は注文した後ですぐに清算予約までしておくことです。
■完全スワップ目的を除きポジションを保つにあたってスワップにとらわれない
あくまでスワップ目的で取引をする場合はレバレッジを低くする、資金を大量に用意するなど
特別な処置をしてからスワップ専門として入りますがここでは一般的な差益を取る場合についてです
(スワップページ参照)(レバレッジページ参照)
FXの場合、スワップ目的でなくとも金利差によってスワップ(金利差益、差損)が発生します。
現在の業者はシステム上に見える位置に現在のスワップ状況を表示する場合が多いので
現在自分のポジションに対してマイナススワップなのかプラススワップなのか
同時にどれくらいのプラススワップがあるのがどれだけの累積があってプラスかマイナスか、
常にモニター出来るようになりました。
問題はこのスワップにとらわれる事で、スワップがマイナスの場合(例えば現在であればドル円をS/ショートした場合など)
毎日毎日一定の時間に決まったスワップのマイナスが累積されていきます。
スワップがマイナスの場合は心理的に出来れば早めにポジションを清算したいというものが働きます。
毎日無駄にポジションを持てば持つだけでマイナススワップが積まれます。
しかしながらドル円が下がり続け差益が大きなプラスの場合は短期〜中期(ここでの中期とは数週間)
ポジションを維持しても構わないでしょう、しかし相場が上下している場合や
反発しそうな局面ではマイナススワップを抱えたままで長い間ポジションを持つ事はリスクです。
比較的マイナススワップのポジションは清算に向かわせやすいものがあります。
問題は逆の場合で、レバレッジがさほど低くなく資金面でもスワップ専門のような余裕もない状態で
プラススワップを多くポジション持ちしている場合。
割と素直にポジション通りの推移をしており差益もプラス、スワップもプラスで蓄積されている状態。
こうなると一部のユーザーは清算をしながらポジションを持ち直すのですが多くが
プラススワップ+差益のプラスで継続してポジションを持ち続けたい心理が働きます。
その中で急激な相場推移や、ジリ下げなどでやがて差益がマイナスに転じます、転じますがスワップはプラスです。
差益でマイナスになっていても、スワップ数値を見るとまだトータルでプラスです。
この時点でハイレバ+小資金のポジションは清算して次回のチャンスを待つべきなのですが・・・・・・。
実際の所、心理として目の前にプラスからマイナスに推移した時にスワップが大きめのプラスの場合
トータルで考えがちなのです。しかしながら多くの場合方向が決まった時の相場は一定方向に進みます。
日足で見ていると良く分かるのですが流れは流れとしてしっかりしたものです。
スワップ目的でしっかりしたスワップとしての対策をしたポジションで無い場合は
差益がマイナス転落し、自己資金に対してあらかじめ決めた位置まで来たらすぐにロスカットします。
もし過去にこの記載のように何かに囚われてしまって無理なポジションを継続して持ってしまった方は
素直に機械的な自動売買で取引を行ったほうが勝率が上がるかもしれません。
実際、差益+スワップ目的で基本的に対円をL(買い)ポジションで完全自動売買
(買い入れる時点でロスカット、リミットの場所を計算してその通り注文する)
だけで取引をする事で、過去に勝率が低かったものを大幅に改善した投資家もいます。
■業者信用リスクも重視する(信託管理/破綻リスク)
以前はFXは認知度が低く、主に投資と言えば株という感じでした。
FXは良くも悪くもここ数年のパソコンの普及とネットワーク回線の整備にのっかってきたものです。
今では地方の末端であってもADSLが使えたりして、何処に居ても取引が出来るなどしますし
FXといえども10代〜60代以上まで多様なユーザーが参加しています。
ここ数年は業者はネット環境を使うことを前提にしており、今後もネットを使ったものが当然で
パソコンにインストールしたアプリケーションやブラウザを使ってチャートなどを表示しますし
取引も同様です。これはここ数年の事で以前は昔の株のようなもので怪しい業者が非常に多かったのです。
今でも時折聞きますが、顧客に悪質な対応をして無理やり投資させていたとか
経営破たんしてユーザー資金を返金しないとか、中には何も知らない人に良い投資話があるからと
騙して大損害を招いた業者も。
現在多くのネットなどで知られている大手のFX業者は、法令の改正もあって
ほとんどが安全で良質なものです。株式業者がFXを提供するようにもなっていますし
銀行までもがどんどんFXに参入しています。
これは競争によって業者の質が上がるという面で歓迎するべき事ですが以前のように悪質な業者は
かなり減っていますが、現在でも全く無くなったわけではありません。
当サイトでは業者を紹介する場合は業者を調べて一定のレベルにあるのか
ユーザー評価は高いのか低いのかをまず見てから掲載しています。
私たちは業者を比べ慣れているのでおおよその検証方法がありますが一般の方は
だいたいイメージや、HPを見て、中には知り合いの営業のコメントで決めたりしていないでしょうか?
2005年/7月に金融先物取引法が改正されました。
多くの改正がされて結果的にユーザー保護が主なわけですが、FX業者に対しての義務なども
多く盛り込まれました。抜粋すると
・手数料や業務内容などをきちんと明記すること
・リスクをきちんと知らせること
・書面で交付が義務となったこと
これらが大きい事かと思います。要するにネット証券などの場合はサイトの中で
手数料などをきちんとユーザーに前もって知らせなさいという事です。
サイトで手数料やレバレッジ、スプレッドなどが表記されているか、
投資リスクに関する説明が十分されているかに加えて
・信託分別管理しているか
・倒産リスクは少ないか
上記のような業者信用リスクも一応考える。現時点でここが危ないと言われる業者は聞きませんが
過去には実際に倒産した業者はありますし、親会社があって親会社の経営状態が悪いとか
他に主力となる業務があってFXを全体の中の一部の部門として運営している業者など
本体部分の業績が怪しい場合など前もって警戒しておいても良いかもしれません。
又サイトなどには表記されているものですが信託があるかもポイント。
自社で何かあった場合にユーザーの資金を補償出来るように資産管理を自社と分離しているもので
ユーザーとしては一定の安心感があります。
■保証金は指定最低値より余裕を十分持つ/保証金に対するポジションに余裕を持つ
現在の業者の多くは低資金でFXが出来る事を売りにしており
同時に低資金で通貨ポジションを持つにはレバレッジが大きくなります。
結果的に耐えられるレート変動幅が少なくなります。
耐えられる変動幅が少ないという事は頻繁にロスカットを繰り返す事になるので
資金が予想より早いうちに減るので十分な余裕ある取引が重要です。
■通信リスクを常に念頭に置いておく(ネット環境、モバイル環境、電話/FAX全て)
多くの取引は現在パソコンであると思います。パソコンの他には携帯などのモバイル。
電話、FAXもありますが現代の基本的ツールはパソコンと携帯かと思います。
パソコンの場合は光、ADSL、ISDNなどのネット業者の回線で繋がっており
これらの回線が切断される事態もありえます、そのために常に携帯電話に
業者のモバイル専用アドレスを登録する、モバイル画面にも慣れておく
万が一パソコン、携帯共に使用できない時に電話問合せ先なども登録しておく。
■全ての記録を残す(出来ればキャプチャー画像としての記録もあれば尚良)
これはパソコンで取引をする人の強みでもありますが、いつでもアプリケーションを使えば
パソコン画面上の動画、画像は記録する事が出来ます。
取引履歴や月間収支、週間収支などを紙などの媒体やHDなどに保管する方は多いですが
取引画面をキャプチャーなどで保管する方は少ないようです。
以前いわゆるサブプライムローン問題とマスコミなどで言われる状況があり
市場が大暴落した時期がありました。その際多くの業者のシステムが負荷で動かなくなり、
多くの人のロスカット注文が無視されたりロスカット注文を出していなかった人が
慌てて注文を出そうとするもシステム停止でパソコン画面上で固まる状況が数時間続いたのです。
とあるユーザーは、このとき自分が行った行動を全て記録しました。
パソコン上の自分の動きをAVアウトから動画として出していた為、そのまま外部の
HDレコーダーに録画され、さらにPC上にあるキャプチャーアプリで自分の現時点のポジションから
注文しようとしている様子まで多くのキャプチャーを残しました。
さらに自分が業者に電話連絡をしている様子まで残していました。
多くのユーザーが目の前で自分の資産がどうなるのかと大慌てでパニックになっていた時、
このユーザーは現状を記録する事に最大の努力をしていたのです。
しかも前もってこれだけの記録が出来るようにスタンバイしていたということですね。
結果、システムが停止したままで注文は無視されシステム復旧した時には
全ての注文がロスカットされ、さらに大きなマイナスを表示したのですが
彼はこの証拠によって業者を話し合い、補償されたということです。
通常、FXは補償などは一切ありません。自己責任です。
しかしながら本当に業者の不備で業者に明らかにミスがあった場合、ユーザーが回避に
全力をあげていた場合、ユーザーに確実に悪意が無い場合、ユーザーが本当にロスカットする意思があった場合。
業者はユーザーとの「話し合い」に多くが応じてくれます。
ただ、何の証拠もないユーザー相手に補償するとなると自己責任の意味は無いですし、
業者の存続も危うくなります。ですので万が一の場合に業者と話し合う為の証拠は残しましょうという事です。
またここ最近はこういった補償問題も含めてサブプライムによって重要として
どこの業者も(金融法の提示義務もありますが)INDEXページに大きくリスクについての記載が増えました。
全てのリスクはユーザーが負いますよと書いてあります。
書いてありますが、最悪の場合話し合いが出来るか出来ないかはユーザー次第です。
証拠がなければ話し合いもできません。
■余裕資金で行うのが鉄則、生活で必要なお金を決して投資に回さない
・運用は必ず余裕資金で行います、無くしても生活に影響の出ないお金です。
投資といっても株やFXの場合はリスクが常にある為、いつ資金を無くすか分かりません。
資金を無くしても自己責任ですし、無くして生活に問題が出る場合は投資資金には向きません。
・現実問題としてFX資金の為に資金を借り入れるケースや重要な資金をFXに入れてしまい
後になって後悔する事例が多く起こっています。
サブプライム問題の時の暴落時には非常に多くの主婦やビギナーが家庭の大事な貯蓄を
FXに投じていたものの暴落で強制ロスカットに合った為資金を無くしたとか、
生活費をつぎ込んでいた為に全てを無くした例など、過去には余り聞かなかった事例が頻繁に聞かれます。
FXの場合は参加が安易で掛け率が大きい為、又同時に申し込みから取引開始までが非常に簡素で短い故に
10代から安易に参加でき、主婦層などにも人気が高いのです。
某メディアではとある主婦のコメントが紹介されましたが、驚いたのはその投資額です。
一見普通の若い女性が淡々と答えるコメントの中の金額の単位。
その一方で脱税していたある女性は億の単位での利益があったそうです。
家庭内の大事な貯蓄をFXに回す主婦、億の利益を出す主婦。
FXは掛け率が高い為、相場が思惑通りに一方向に動いている間にハイレバで長期間入ると
膨大な利益にもありますし、また大量の資金を投入していてもレバレッジが高くストップ注文が無かったりすると
一夜にして強制ロスカットも起こるものですので、まずは「無くしても良いお金」から始め、
利益が出てきたら元本を出金し、さらに利益が出たら余分資金は出金し・・・
常に慎重さと「利益を確定していく」行為を忘れてはいけないと思います。