ＦＸの必要資金
FX業者の申し込みに必要な資金は数万円から10万前後が多くなっています。
初回入金額が決められている事が多いため、規定が20万であれば20万を入れないと、
注文を出す事が出来ません。最低でも必要な資金は業者に依存する事になります。

仮に1LOTだけを買う場合は100万いらないとしても業者が100万を初期費用で指定している場合は
その額を入金する必要があります。但し、実際問題として仮に初期入金規定が5万だったとしても
5万円ではあまり良い取引環境は望めません。レバレッジを大きく掛けてしまう可能性が高く、
さらにハイレバレッジ（大きな掛け率）で保証金が極めて少ないと1円でも耐えられないでしょう。

少なくとも昨今の金融市場は安定と不安定を短期間で繰り返しているので、
最低でも上下1円以上の動きに耐えられる必要は最低必要です。
もちろん1円逆行する前にロスカット（清算して損失を止める）する事も重要ですが、
時に暴落で下げきったような安値で推移した場合、あまりに安すぎてそのまま清算するよりも
時間を経過させて様子を見たほうが良いことも為替では起こります。
例えばここ直近の話ですがせいぜいここ5年ではドル円は95円から105円を維持する可能性が
高いといえます。これは世界的な企業のレート予測なども絡む為、
直近の現時点ではドル円が80円や200円で推移するとは考えにくいのです。

ですので一時ドル円が暴落して92円などとなった時はLで正解で、
上下はしたものの耐えて100円に戻ると思うので持ち越した人が正解でした。
流石に2008年の時点では90円はじめは安いのです。
（10年後はまた別の標準値があります）

そういう場面を想定した場合、保証金が5万では少なすぎます。
維持率が1000％〜10000％以上維持されるためには、ポジションが1LOTで
10万以上、10LOTで100万以上、出来ればそれ以上の余裕で望みたい所です。

もちろん50万資金でレバレッジ400倍で50LOT保有というギャンブル的な
投機もスリリングで捨てる気であれば自由ですが限りなく短期間でロスカットになりますので
出来る限り余裕ある資金で参加することをお奨めします。